今回はお金の話の第5弾として、お金の管理について触れていきたいと思います。
皆さん、お金の管理というと、どんなことを思い浮かべますか?
家計なら家計簿、企業なら帳簿をつけること? 家計なら節約、企業ならコスト削減?…どちらもお金の管理のひとつです。
お金の本質は、モノやサービスとの交換にありますから(第1弾お金とは?参照)、
極論すれば、お金の管理とは、お金を使いたい時あるいは必要な時に使えるように、今あるお金を守り、将来の使用に備えることと言えます。
精度は別にして、恐らく皆さんの誰もがやっていることで、
今どれくらいのお金があり、収入がどのくらいで、支出はいくら、といったことは大雑把にでも把握していると思います。
また、今のお金を減らさないため、ないし将来使うために、同じ品質なら比較して少しでも安く買う、
あるいは、災害や泥棒などでお金を失わないように銀行などに預けている、などもお金の管理の一つです。
ちなみに、いわゆるタンス預金を好む方もいますが、これも心理的には似ていて、大災害が起こったり、預金封鎖により、
銀行から預金が引き出せなくなったという経験をしていたら、家に現金がたくさんあると安心するというのも心情的に理解できます。
ここでもう一つ考えないといけないことがあります。
第2弾のお金と時間で触れましたが、お金は時間の経過で価値が減っていきます。
一つの対策は、時間をうまく使うことで、モノの価値が減って安くなるまで待つ、値上がりを見越して先に買っておく、など日常的にやっていることです。
もう一つは、時間の経過を考え、今あるお金の価値が減るのを防ぐ、あるいは積極的に増やすということがあります。
例えば、銀行預金は利息が付き、お金が増えます。ただ、物価上昇と比較すると貰える利息は少ないため、現金ほどではないにしろ価値は減ります。
その代わり、預けたお金(元本)は減ることなく、いつでも現金として引き出すことができるので安全です。これを貯蓄といいます。
では、お金の価値を減らさない、ないし増やすにはどうするかというと、お金を別のモノに代えることが挙げられます。
家電などはお金以上に価値が下がりますが、例えば、株式・債券のような証券、土地などの不動産、金などの貴金属、外国のお金など、
時間の経過により価値が増える可能性のあるモノ(資産)に交換しておくということが考えられます。これが投資です。
貯蓄との最大の違いは、将来お金に再交換したときに当初よりもお金が減る可能性(リスク)もある点です。なので怖いと感じる方もいるかと思います。
投資の詳しい内容については、長くなるため別の機会に触れますが、今回のテーマであるお金の管理を考えるときに、
投資という視点も不可欠(十分なお金がある方はなくてもよいかもしれませんが)であることを強調して、終わりにしたいと思います。
